この記事でわかることは?
- 兜合わせで性病は感染する?
- 性病に感染しないための対策や対処法
ゲイや男同士のプレイの一種として「兜合わせ」があります。
ローションを塗った亀頭同士をこすり合わせるプレイのことですが、バニラセックス派の人に人気なんですよね。
しかし、中には「兜合わせでも性病に感染するんじゃないか?」と感じる人も多いことでしょう。
そこで今回は「兜合わせの性病感染」について詳しく書かせていただきます。
▼▼結論から言うと兜合わせでも性病に感染します!▼▼
この記事の目次
兜合わせで感染する可能性のある性病
兜合わせは、性病の心配がなさそうなプレイですが、実は感染する性病はあります。
というよりも、アナルセックスに比べて感染リスクが低いだけで、普通にどの性病にも感染します。
例えば、
- HIV
- 梅毒
- クラミジア
- 淋病
- ケジラミ
- 性器ヘルペス
これらの性病に関しても、感染するリスクは十分にありえるんですよね。
そのケースも含めて、順番に紹介させていただきます。
HIV
まずHIVへの感染ですが、
- 感染した人の血液や精液
- 相手の粘膜や皮膚の傷口
これらが感染経路となっています。
アナルセックスの場合、傷つきやすい粘膜に直接触れるので、コンドーム無しだと感染すると言われていますよね。
兜合わせの場合、プレイ中などに傷がつく可能性はありませんが、粘膜や傷口の接触はありえることです。
特に亀頭部分に関しては、目に見えない傷から出血していたり、精液が粘膜に触れやすい部分でもあります。
そのため兜合わせ=HIVに感染しないは、間違った認識なんですよね。
また感染しても、基本的には無症状で進行するので、気づきにくいのも大きな特徴です。
梅毒
次に今、大流行している「梅毒」ですが、症状が出ている部分との接触で感染します。
そのため性器に感染症状がみられる場合、兜合わせでも簡単に感染するんです。
梅毒に感染すると、感染部位や全身に湿疹が見られますが、気づかずに無症状で進行することも多いんですよね。
またHIVに比べても格段に感染力が高く、1回の性行為で20%以上の確率で感染します。
HIVのようにPrEPで防ぐことができないため、何か体に異変を感じたら、すぐに検査をすることをオススメします。
クラミジア
日本国内で一番多いと言われている「クラミジア」も、兜合わせで感染します。
1回の性行為で感染する確率が30%~50%もありますので、HIVや梅毒に比べても感染力が高いと言えますよね。。
感染した直後の段階では、無症状であることが多いのですが、
- 尿道のかゆみや不快感
- 排尿時の軽い痛み
- 膿が出たりキンタマが腫れる
- 感染箇所の発熱や痛み
このような症状が出始めたら、クラミジアを疑うべきです。
淋病
淋病は、尿道感染した場合、激しい痛みや多量の白っぽい膿(うみ)が性器から出てきます。
その他の症状としては、尿道のかゆみや不快感、発熱や痛みなどがあります。
感染経路としては、精液や粘膜などに存在する菌が、自分の粘膜に接触することにより感染します。
1回の性交渉で感染する確率は、20%~50%と言われており、さらにクラミジアと同時感染する確率も高いです。
男性に多い性病と言われていますので、兜合わせでも要注意な性病ですね。
ケジラミ
ケジラミは、猛烈な痒さの印象が強い性病です。
陰毛に寄生して血を吸うシラミの一種ですが、感染した人と陰毛同士の接触により感染します。
そのため相手がパイパンであれば感染することはありませんが、陰毛が生えている場合は、かなりの高確率で感染するんですよね。
ただ「我慢できないほどの猛烈な痒み」があるため、プレイ前に、相手が陰部を掻いていないかどうかで確認することができます。
成虫する前であれば、痒みがなく確認することはできませんので、知り合った直後なんかであれば危険だと言えます。
性器ヘルペスやコンジローマ
性器ヘルペスやコンジローマに関しても、感染部位の接触により感染しますので、兜合わせであっても要注意です。
例えばなんですが、
- 相手のチンコを見たときに不自然なブツブツがある
- 明らかに性病に感染しているような湿疹がある
こういった場合に関しては、例え兜合わせのような軽いプレイであっても断るべきです。
▼▼少しでも性病の不安があるなら自宅での検査がオススメ▼▼
性病に感染しないためには?
では、実際に性病に感染しないための「予防策」ですが、
- 相手の性器や体を確認する
- 不特定多数の相手と関係を持たない
- 恋人や特定のセフレを作る
このような対策があります。
基本的にはコンドームの着用をオススメしますが、兜合わせの場合は「したくない」と考えている人がほとんどです。
そのため今回の記事では、それ以外の方法について紹介しております。
相手の性器や体を確認する
性病に感染しない対策として有効なのが、まず相手の性器や体を確認することです。
- 変なブツブツがないか
- 体中に説明のつかない湿疹などがないか
- 出血や膿(うみ)などが出ていないか
こういったことを確認して、もし不安であれば断ればいいだけです。
もちろん断りづらい状況にあるかもしれませんが、感染して嫌な目に合うことを考えれば問題ないですよね。
不特定多数の相手と関係を持たない
そして不特定多数の人と、関係を持たないことも大事です。
ゲイの出会いは、体の関係を持つことが多いですが、多い人だと週替わりペースということもありますよね。
しかし、性病は感染したとしても「潜伏期間」があり、基本的には「無症状」で進行することがほとんどです。
そのため、最終的には「どちらが感染させたか」がわからなくなり、言い合いのトラブルなどが発生します。
自分が性病じゃないと言い切れる状況だとしても、どのタイミングで感染したのかもわからないですからね。
恋人や特定のセフレを作る
性病に感染したくないのであれば、やはり恋人や特定のセフレを作るのが、一番安全な方法だと言えます。
お互いの安全を確認しながらプレイを行えますので、よけいな心配が不要なのもいいですね。
ただ注意点としては「最初の段階でまずはお互いに性病検査」を受けることです。
そうしないと、知らず知らずのうちに感染となることもありますので、お互いの性病検査は大事な工程です。
ピンポン感染には要注意
恋人や特定のセフレを作ったとしても、
- 相手が浮気をしている
- 自分以外のセフレが何人かいる
- 相手がよく発展場や乱交パーティに行っている
このようなことがあれば、感染させられる可能性がありますよね。
そして完治しない間に性行為をしてしまうと、お互いに感染させ合う状況が生まれます。
そうならないためにも、恋人や特定のセフレがいても、定期的な性病検査が必要なんですよね。
▼▼少しでも性病の不安があるなら自宅での検査がオススメ▼▼
性病の疑いがある場合はどうすればいい?
もし性病の疑いがある症状が出た場合、そして少しでも不安がある場合は、
- 病院で検査を受ける
- 無料検査会場に行く
- 誰にもバレずに自宅で検査を受ける
このような方法で検査を受けるようにしてください。
ちなみにHIVなどの性病は、感染をしていても検査結果に反映されない期間もありますので、できれば3ヶ月毎の定期検診をおすすめします。
病院で検査を受ける
まず明らかな症状が出ている場合は、すぐに病院へ行ってください。
- 性病感染内科
- 内科や泌尿器科
性病感染内科は珍しいですが、内科や泌尿器科であれば、どこでも検査を受けることができます。
ただ検査を受けるにしても、曜日や時間が限定されたり、他の患者さんと会うことになります。
特に知り合いが多い場合だと、検査を受けたことがバレるかもしれませんので、その点は注意してください。
無料検査会場に行く
お金をかけたくない場合は、無料検査会場で受けてみるのもいいでしょう。
- 保健所で開催されている無料検査
- 街中で開催されている無料検査
ネットで「地域名+性病検査」と検索をすれば、そういった情報はいくらでも出てきます。
ただ検査項目が少ないうえに、開催されている曜日や時間が、かなり限定されます。
そのため時間が限られている忙しい人は、なかなか行けないのがデメリットです。
誰にもバレずに自宅で検査を受ける
今は自宅でも検査を受けることが可能です。
インターネットで検査キットを購入して、自分で検体を採取、そして郵送で検査をする方法ですね。
もちろんお金はかかるんですが、
- 誰にもバレずに検査を受けれる
- 検査結果はWEBで確認することができる
- 病院と同様の検査項目+精度で受けることができる
- もし何かあれば匿名で医療機関を紹介してくれる
など、かなり大きなメリットがあるんですよね。
そのため簡単にパートナーと検査を受けることができますし、実家でも家族にバレず受けることが可能です。
わざわざ曜日や時間を合わせなくても検査を受けれますので、忙しい人にもピッタリなんですよね。
▼▼誰でも簡単に自宅で性病検査が可能なんです!▼▼
最後に
今回は、兜合わせと性病について書かせていただきました。
兜合わせに限らず、例えバニラセックスであっても、性病には感染します。
「感染してるわけがない」ではなく、いつ感染しているかわからないので、少しでも不安があれば検査を受けてスッキリさせましょう!