この記事でわかることは?
- ポジ種やヤバ交尾の意味
- 関わってはいけない理由
- もし関わってしまった場合の対処法
ゲイアプリや掲示板、SNSなどで出会いを探していると、たまに「ポジ種」や「ヤバ交尾」という言葉を見かけることがあります。
何も知らない人からすると「なんだろう!」と興味を持ってしまいがちなんですが、実はこの言葉は、ゲイ業界では非常に危険な言葉でもあるんですよね。
そこで今回は意味やリスクなどを詳しく紹介させていただきます!
▼▼ポジ種やヤバ交尾の人と会った後は必ず検査を!▼▼
この記事の目次
ポジ種やヤバ交尾の意味
まず結論から言うと、ポジ種やヤバ交尾は「性病」や「薬物」に関連する言葉となります。
それらを踏まえて、
- ポジ種=HIVに感染している
- 「性病全般」を意味する場合もあり
- 薬物を使用しての性行為
この順番で詳しく紹介させていただきます。
ポジ種=HIVに感染している
まずポジ種というのは、HIVに感染している男性の精子のことで、「HIV感染者が生でセックスをする」という意味が込められています。
そのためアプリや掲示板で「ポジ種」という言葉を見かけた場合、HIV感染者が募集している、もしくはHIV感染者を希望しているということになるんですよね。
HIVはゲイの病気と言われるほど、男性同士の性行為が感染経路になっています。
これを知らずに興味本位で連絡をしてしまうと、あなた自身がHIVに感染する可能性が高くなるんです。
「性病全般」を意味する場合もあり
またHIVだけではなく、性病全般を意味する場合もあります。
例えば代表的な性病としては、
- 梅毒
- クラミジア
- 淋病
などがあり、アナルセックスをしなくても感染することがあります。
極端に言えば、キスやフェラ、兜合わせだけでも感染することがあるんですよね。
-
参考兜合わせで性病は感染する?かかりやすい性病と誰にもバレない確認方法
続きを見る
そういったことも含めて「ポジ種」という言葉を使います。
薬物を使用しての性行為
「ヤバ交尾」には、性病状態での性行為以外に、薬物を使用しての性行為の意味もあります。
これは「ヤバい交尾=危険なセックス」という意味です。
HIV感染者は、違法薬物を使用しての性行為をする人が多いため、こういった危険なセックスをする人も存在するんですよね。
もちろん違法=いかなる場合でも逮捕されますので、その点は十分に注意が必要です。
▼▼性病を隠している人もいるので注意です!▼▼
ポジ種やヤバ交尾に関わってはいけない理由
ここまでの説明で「ポジ種」や「ヤバ交尾」が、いかに危険か理解していただけたかと思います。
では次に「なぜ関わってはいけないか?」についてですが、
- 感染させる、することが目的
- 薬物を仕込まれる
- バレたら警察に事情聴取・逮捕される
- 嘘をついている可能性もあり
こういった理由もあるんですよね。
感染させる、することが目的
「ポジ種」や「ヤバ交尾」というのは、前向きな言葉で使うようなものではありません。
- HIVや性病を感染させてほしい
- HIVや性病を感染させたい
一般的な考えでは理解できないのですが、このような目的で募集されていることがほとんどです。
そのため安全なセックスをすることができないどころか、今後の人生にも大きな影響が出て、今までどおりの生活を送ることはできません。
薬物を仕込まれる
このような性癖を持った人の多くが、薬物を使用したセックスを好みます。
例えば「自分はしないので」と言っても、勝手に仕込まれて、知らない間に使用していることもありえる話なんですよね。
※というか、こういったパターンでの被害は本当に多いです
薬物は一度使用してしまうと、抜け出すのが困難なので、一気に今までの人生が壊れます。
バレたら警察に事情聴取・逮捕される
また薬物の使用は、違法の場合は逮捕されますし、合法の場合でも警察から事情聴取を受けることになります。
そして厄介なことに、あなた自身が使用していなくても、相手が使用していた場合でも事情聴取があるんですよね。
そのため「ポジ種」や「ヤバ交尾」という言葉につられて、相手に会った時点で、警察のお世話になる可能性があるということです。
嘘をついている可能性もあり
さらに「ポジ種」や「ヤバ交尾」をする人は、あくまでも快楽を優先させますので、行為をするためならどんな嘘でもついてきます。
- PrEPをやっているので大丈夫
- 自分は性病に感染していないから問題ない
- これは薬物じゃないから安心してもいいよ
- (お酒などに薬物を入れて)ヤル前にちょっと飲もうか
こういったことが日常茶飯事なので、信用するに値しない人物ばかりです。
もし見かけたとしても、絶対に連絡をしないようにしましょう。
▼▼一度でも関わった場合は必ず検査をしましょう!▼▼
もしポジ種やヤバ交尾に関わってしまった場合は?
もしかしたら、あなた自身がこの記事を読む前に、すでに「ポジ種」や「ヤバ交尾」に関わってしまっているかもしれません。
その場合は、
- 必ず性病の検査を受ける
- 結果がわかるまでは誰とも性行為をしない
- 「PrEPを飲んでいる」を信用しない
- 今後は絶対に関わらない
必ずこれらのことを実施するようにしてください。
必ず性病の検査を受ける
一度でも関わってしまった場合は、性病検査を受けるようにしましょう。
HIVや梅毒、その他の性病は「潜伏期間」があるので、すぐに症状が出るわけではありません。
また無症状で進行することもあるので、自分では気づかないことが多いんですよね。
そのため、まずは少しでも疑いがある場合は、性病の検査を受けるようにしましょう。
結果がわかるまでは誰とも性行為をしない
性病の検査は、結果が出るまでに少し時間がかかります。
またHIVなどに関しては、1ヶ月~3ヶ月ほど経過しないと検査をしても反応がありません。
その間に他の人と性行為をしてしまうと、感染させてしまう可能性もありますので、結果がわかるまでは誰とも性行為をしないようにしましょう。
「PrEPを飲んでいる」を信用しない
最近では、ナイモンの広告などでもよく見かけますが、PrEPというHIV予防薬があります。
これは事前に服用することでHIVを100%予防できる優れものなんですが、
- 偽物のPrEPも横行している
- 「飲んでいる」と嘘をついている人もいる
- HIV以外には全く予防効果がない
こういったデメリットもありますので、確実に安心することができないんですよね。
そのため、もし相手が「PrEPを飲んでいるから大丈夫」と言っていても、その言葉を信用しないようにしてください。
今後は絶対に関わらない
性病の検査を受けた、もしくは初めて意味を知った場合は、今後は絶対に「ポジ種」や「ヤバ交尾」の人とは関わらないでください。
感染する危険性だけではなく、ゲイの間ではこういった情報が、匿名掲示板などでやり取りされています。
そのため関わった時点で、あなた自身が危険人物だと晒される可能性もあるんですよね。
そうならないためにも、この言葉に関連するような相手とは関わるのは避けましょう。
▼▼少しでも不安があるなら一度自宅で検査を受けましょう!▼▼
最後に
今回は、「ポジ種」や「ヤバ交尾」について詳しく書かせていただきました。
ゲイアプリや掲示板、SNSでは当たり前のように使われているこの言葉ですが、実際は非常に危険な言葉でもあります。
AVのタイトルでも見かけますが、あくまでも興味を引いてもらうために使っているだけなんですよね。
もし今まで一度でも関わってしまった場合は、必ず検査を受けるようにしてくださいね!