この記事でわかることは?
- ゲイバーに行く目的
- ゲイバーに初めて行くときの注意
昔のゲイ同士の出会いと言えば、新宿2丁目や堂山での出会いがメインでした。
しかし、今はアプリや出会い系サイトなど「インターネットでの出会い」がメインとなり、ゲイバーに行く人も減ってますよね。
特に若い子なんかは「ゲイバーに行ったことがない」という人も多いでしょう。
こういった時代の中でも「ゲイバーに行ってみたい!」と考えている人や、ゲイなのに「ゲイバーって何するところなの?」と知らない人もいます。
そこで今回は「ゲイバーに行く目的」などについて詳しく書かせていただきます。
この記事の目次
まずは知りたいゲイバーの種類
ゲイバーと言えば「ゲイが集まる場所」と言えますが、実は時代と共に少しずつ形が変わりつつあります。
そのため、まずはゲイバーの種類についての説明になりますが、
- 純粋なゲイバー
- 観光バーやミックスバー
- エロ要素があるゲイバー
- ショータイムのあるゲイバー
大まかにわけて、このようなゲイバーが存在します。
純粋なゲイバー
まず純粋なゲイバーというのは、
- ゲイしか入店ができない
- 「会員制」とお店のドアに書いてある
- 女性やノンケ男性の入店はお断り
このようなお店のことを言います。
昔の新宿2丁目や堂山は純粋なゲイバーが多く、週末だけではなく平日でも盛り上がりを見せていました。
もちろん今でも純粋なゲイバーはたくさん存在しますが、下記で説明する「観光バー」に営業形態を変えている店も増えてきています。
観光バーやミックスバー
近年になって急増しているのが、観光バーやミックスバーと呼ばれるお店です。
- 女性やノンケでも入ってもOKなのが観光バー
- セクシャリティ関係なく入れるのがミックスバー
このように考えればOKです。
ゲイバーとは言え、やはりお客さんあってこその営業となりますので、ノンケや女性客をターゲットにしているお店も増えてきているんですよね。
エロ要素があるゲイバー
ゲイバーの中には、エロ要素があるゲイバーも存在します。
- お店のスタッフ(店子)へのタッチが可能
- 店外へ持ち出して、いわゆる「枕営業」などに対応してくれる
- 売り専とゲイバーをミックスさせたようなお店
- SMなどをコンセプトしたフェチバー
全国的にあるわけではないですが、新宿2丁目などに行くと見かけることがあります。
ゲイバーに比べると圧倒的に数は少ないですが、実際にはゲイバーの「裏営業」として、このような形態で営業しているお店もあります。
ショータイムのあるゲイバー
そして少し料金は高くなりますが、ショータイムのあるゲイバーも存在します。
- 男性がステージ上で裸で踊る
- 派手な衣装を着た男性がショータイムをする
簡単に言えば、キャバレーのように「エンターテイメント」を提供するお店ですね。
ただ、ゲイだけが働いているのではなく、ニューハーフやオカマの人とミックスされているお店のほうが多いです。
ゲイバーに行く目的
次にゲイバーに行く目的ですが、
- 仲間同士でコミュニケーション
- 友達や彼氏を作る
- セフレやワンナイトの相手を探す
- 「ゲイ」という存在を楽しむ
- ゲイバーの空気を楽しむ
このような目的で行く人が多いでしょう。
以下の説明は「純粋なゲイバー」や「観光バー」について紹介しています。
仲間同士でコミュニケーション
まず一番多いのが、仲間同士でのコミュニケーションです。
いくらLGBTが認知されている時代とは言え、カミングアウトをして働いている人は少なく、生きづらさを感じているゲイも多いです。
そのため同じゲイ同士で集まって、普段はできないような「ゲイならではの会話」を楽しむんですよね。
やはりお酒を飲みながらだと本音が話しやすいので、いろんな相談ができますからね。
友達や飲み仲間を探す
コミュニケーションと同じように、友達や彼氏を探す目的で行く人もいます。
今はスマホの時代とは言え、インターネットでの出会いが苦手な人も多いです。
また昔に比べてお酒を飲む人も少なくなってきており、フラっと立ち寄って飲んだりするのが好きな人がゲイバーに行くんですよね。
特に一人暮らしの人なんかは、この傾向が強いような気がします。
セフレやワンナイトの相手を探す
セフレやワンナイトの相手を探しに行く人もいます。
例えば、
- アプリでの出会いが苦手
- 彼氏や相方がいるけどマンネリ化している
- エロいことをしたいけど発展場に行くのは嫌
このような人が、ゲイバーに相手を探しに行くことがあります。
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ただお店によっては、こういった目的での来店を禁止しているところもありますので、そのあたりは注意してくださいね。
「ゲイ」という存在を楽しむ
女性やノンケに関しては、「ゲイ」という存在を楽しむためにゲイバーに行く人が多いです。
今、観光バーが急増しているのはこれが理由で、
- ノンケだけどゲイにチヤホヤされたい
- 女性だけどオネエに説教されたい
- 「ゲイ」がどんなものかを知りたい
など、こういった楽しみ方をする女性やノンケが多いんですよね。
中には会社の二次会などでゲイバーを利用する団体もいますので、純粋なゲイの利用が少なくなっている原因にもなります。
ゲイバーの空気を楽しむ
意外と多いのが、ゲイバーの空気を楽しむために来店する人です。
- お酒は弱いけどゲイバーの雰囲気を味わいたい
- 全く飲めないけどゲイバーの空気が好き
- 彼氏や相方がいてもゲイとの関りを持ちたい
こういった目的で利用するゲイも存在するんですよね。
ゲイバーで注意をしたいこと
初めてゲイバーに行く人は、わからないことがいろいろあると思いますが、
- ママや店子に対して本気にならない
- 泥酔するまで飲まない
- お金の貸し借りはしない
- 明瞭会計の店で飲む
- カラオケばかり利用しない
- 他のお客さんの迷惑にならないようにする
マナーというか、最低限これは注意したほうがいいと言えます。
ママや店子に対して本気にならない
まず、ゲイバーを知らない人によくありがちなのが、ママや店子に対して「本気になる」ことです。
ゲイバーのママや店子にはいろんな人がいますが、魅力的な人もたくさんいます。
その魅力に惹かれて、何回も通ってしまうこともあるでしょう。
しかし、ゲイバーは水商売なので、本気に相手を好きになったところで恋が叶う可能性は低いです。
それだけならいいのですが、中にはそれを逆手にとって「色恋営業」をしてくるようなお店もあります。
お金に余裕があればいいですが、本気になったところで虚しい気持ちだけが残ることも多いので、その点は注意してください。
泥酔するまで飲まない
ゲイバーに行くと、当たり前ですがお酒を飲むことがほとんどです。
もちろん適度に酔うことができればいいですが、時と場合によっては、記憶をなくすぐらい泥酔することもあるでしょう。
しかし、ゲイバーで泥酔をしてしまうと、
- お店に迷惑がかかる
- 知らない間にお会計の金額が大きくなる
- 見ず知らずの人とセックスをして性病に感染する
他にもいろいろありますが、さまざまなトラブルの原因となります。
そのためお酒を適度に飲むようにして、自分自身の限界を超えないようにしましょう。
お金の貸し借りはしない
ゲイバーに何度か行くと、お店のママや店子と仲良くなったり、友達などもできることでしょう。
友達まではいかなくとも、顔なじみのメンバーや、一緒にお酒を楽しめる人もできます。
その中でよくあるのが「お金の貸し借りに関するトラブル」です。
- 今日はお金がないからツケにしてほしい
- 飲みたいけどお金がないから貸してほしい
- 今度返すから今日は奢ってほしい
普段であれば何もなくとも、お酒が入ってくると、そのあたりがどうしても適当になる人がいます。
実際にゲイバーではこういった金銭関係のトラブルが多いので、十分に注意してください。
明瞭会計の店で飲む
ゲイバーとは言っても、中にはボッタクリのような店もあります。
もちろん真面目に営業している店がほとんどなんですが、料金が不明瞭な店もあるんですよね。
そのような店でお酒を飲んでしまうと、ビックリするような金額を請求されて、嫌な気持ちしか残らないですよね。
そうならないためにも、初めて行く店はまずは料金を確認して、明瞭会計の店を選ぶようにしましょう。
カラオケばかり利用しない
ゲイバーの中には、カラオケが用意されているところもあります。
カラオケは、みんなでワイワイと盛り上がることができますし、適度であればみんなで楽しむことができます。
ただ、あまりにもカラオケばかりを楽しんでいると、お店の中での会話を楽しむことができないんですよね。
周りのお客さんからもウザがられますので、歌いたいのであれば、近くのカラオケ店に行くのがいいでしょう。
他のお客さんの迷惑にならないようにする
ゲイバーは、スナックやキャバクラなどと比べても、他のお客さんと一緒に盛り上がることが多いです。
初対面でも普通に話かけられたりしますし、ママや店子が、お客さん同士をくっつけてくることもあります。
しかし、その中で、
- 相手に対してデリカシーのないことを言う
- 常連ぶって他のお客さんに対してウザ絡みする
- 自分の話ばかりをしてマウントを取ろうとする
など、「めんどくさい客」に知らない間になっていることがよくあるんです。
たしかに楽しみたい気持ちはわかりますが、他のお客さんも同じようにお金を払って利用をしています。
そのため、あまりにも度が過ぎた行為をするのは控えるようにしましょう。
最後に
今回は、ゲイバーに行く目的などについて書かせていただきました。
とは言え、ゲイバーの楽しみ方は人それぞれですし、そのお店によっても変ってきます。
そのため気になるのであれば、まずは勇気を出して行ってみるのもいいですね!