この記事でわかることは?
- 発展場で性病に感染した体験談
- 性病に感染しないためには?
ゲイの出会いと言えば、昔から「ハッテン場での出会い」があります。
地方都市や田舎では珍しいですが、都会に行くと必ずと言っていいほどありますよね。
お金さえ払えば、ワンナイトや即ヤリを楽しむことができますので、性欲が強い人からすれば最高の場所だと言えます。
しかし、気軽にセックスができるとは言え、実はかなり危険な場所でもあるんですよね。
そこで今回は、僕の体験談になりますが、発展場で性病に感染した話をさせていただきます。

▼▼少しでも性病の不安があるなら自宅での検査がオススメ▼▼
この記事の目次
発展場で寝ただけで性病に感染した話
さっそく発展場での性病感染についてお話させていただきますが、
- ①クラミジア
- ②淋病
- ③ケジラミ
僕は発展場で寝ただけなのに、この3つの性病に感染したことがあります。
また性病以外の病気にも感染した経験談も踏まえて、詳しく紹介させていただきますね。
-
-
参考野外のハッテン場は危険!近年になって逮捕者が続出する理由と卒業方法
続きを見る
ちなみにクラミジアや淋病は、基本的には粘膜の接触により感染すると言われていますが、濃厚な接触じゃなくても感染する確率があります。
その点には十分に注意してください。
①クラミジア
まず1つ目の話が、僕が泥酔して発展場に行ったときの話です。
その日は堂山でお酒を飲んでいたんですが、仕事でストレスが溜まっていたこともあり、かなり飲んでしまったんですよね。
そしてお決まりのコースで、飲んだあとは、北欧館に直行することにしました。
さすがに泥酔していたせいもあり、ブルーゾーンに入ったあとに2段ベッドの下ですぐに眠りについたんですが、それだけで感染してしまいました。
それだけと言うと語弊があるんですが、爆睡しているときに、誰かがチンコを口に入れていたみたいです(笑)
全く覚えがなかったんですが、それからしばらくすると、おしっこをするときに痛みがあったんです。
気になって病院に行って検査をすると「クラミジア」ですと告げられて、その時は本当に頭が真っ白になりました。
ただ、よくよく思い出してみると、寝起きの口の周りから変なニオイがしていたんです。
それからは発展場に行くときは、僕は泥酔状態では行かず、必ず寝るときは鍵付きの個室で寝るようにしています。

②淋病
次に淋病の感染ですが、これは「発展場あるある」な話なんですよね。
というのも、週末に「混んでいるんだろうな」と思いながらも、新宿の24会館に行きました。
ちょうど出張で東京に行ってたんですが、しばらく抜いてなかったこともあり溜まっていたんですよね(笑)
案の定、かなり混んでいたんですが、大部屋で寝ることにしたんです。
発展場の大部屋にある布団って、たまにローションや誰かの体液で濡れていることがあるじゃないですか。
その日も濡れていて少し不快感がありながらも手を出されるのを待っていたんですが、疲れていたのでそのまま寝てしまったんですよね。
そして起きたらムラムラもおさまっていたんで、そのまま帰ることにしたんですが、数日後にチンコから黄色い膿が出てきたんです。
「嫌な感じがする…」と思いながらも病院へ行ったんですが、病院からは「淋病ですね」と診断をされました。
その時はセックスも数ヶ月してなかったですし、心当たりがあると言えば、大部屋で寝たくらいしかありません。
お金を払って何もないだけではなく、まさかの性病まで貰って、泣きそうになりましたよ(笑)

③ケジラミ
これは大阪の小さな発展場に行ったときの話です。
大阪の堂山にある発展場と言えば、「北欧館」か「大吉」が有名だと思うんですが、その日は3階建ての住宅で営業している発展場に行ったんですよね。
ちょっと北欧館や大吉以外でも、ハッテンをしたい気分になっちゃって(笑)
ただ平日ということもあり、お客さんも少なく、店内には3人くらいしかいなかったんですよね
とりあえず手を出されたい気分だったので、用意されている布団の中で寝たんですが、結局その日は何もなく終わりました。
そして数日後、なんか股間がムズムズした痒さにおそわれたんですが、それだけだったので何も気にせずに過ごしていたんです。
するとまた数日後に、猛烈な痒さで夜中に起きて、よく見てみると小さな物体が動いていたんです。
ネットで調べてみると「ケジラミ」の画像とそっくりだったので、「あっ、あの発展場で感染したのか」とすぐにわかりました。
結局スミスリンシャンプーを買って何とかしましたが、それからは発展場に行くのが正直こわいです。

性病以外にも十分に注意が必要
これは僕の話ではないんですが、発展場では性病以外にも感染することがあると聞いたことがあります。
というのも、決して衛生状態が良いとは言えず、真っ暗なのでどういう状況かがわかりにくいんですよね。
友人の場合、発展場の枕に顔をうずめて寝て、「結膜炎」になったことがあると言っていました。
また最近ではトコジラミが繁殖していることもあるみたいで、発展場=安心してセックスできる場所ではないと強く実感しました。

性病に感染しないためには?
ここまでの話は「ハッテン場の話」になりますが、実際には普通の出会いの中でも、性病に感染する危険性はいくらでもあります。
そのためゲイとして生活を送っていくのであれば、
- 発展場には行かない
- セーファーセックスを心がける
- 特定のセフレを作る
- 彼氏や相方・友達との生活を充実させる
これらのことは、非常に大事になってくると感じます。
発展場には行かない
まず一番に大事なことは「ハッテン場には行かない」ということです。
たしかに発展場は気軽にセックスができますし、お金さえ払えば、いくらでも出会いがありますよね。
しかし、それだけのリスクがあり、いつ性病に感染してもおかしくない環境なんです。
もし行くとしても、以下の2点は必ず守るようにしてください。
行っても個室で寝る
「終電がなくなった…」という状況は誰にでもありますが、ネカフェも大混雑していて、仕方なく発展場に行くこともありますよね。
その時は必ず個室を取って寝るようにしてください。
もし個室が空いてない、もしくはお金がない場合に関しては、しっかりと布団などの状況を見て仮眠程度がいいでしょう。
そして起きた直後に、すぐにシャワーをあびて、全身洗うことをオススメします。

泥酔して行かない
また泥酔して行くのは、避けてください。
お酒を飲んで行くと、どうしても欲望のままにセックスをしてしまいがちです。
そのため明らかに危険な状況であっても、誘惑に負けてしまうことになるんですよね。
もし一度でもこのような状況があれば、性病の検査を受けることをおすすめします。

▼▼自宅にいながら、病院と同等の検査が可能です!▼▼
セーファーセックスを心がける
発展場でのセックス以外でもそうなんですが、ゴムをつけずに行為をするのは危険です。
特に見ず知らずの初対面の人を相手に生でセックスをするのは、いつ性病に感染してもおかしくないですからね。
ある程度、相手のことが信用できるまでは、セーファーセックスを心がけてください。
定期的な検査は必要
セーファーセックスを心がけても、性病の中には「粘膜の接触」だけで感染する病気もたくさんあります。
しかも、性病には「潜伏期間」がありますので、すぐに感染したことがわからないです。
また中には無症状で進行する病気もありますので、気づいたときには手遅れになっていることもあるでしょう。
そのため、定期的な検査を受けることは非常に大事なことです。
PrEPはあくまでもHIVの予防のみ
ちなみに「PrEPをやっているから安心」というのは嘘です。
たしかに服用することで性病の感染を予防できますが、
- あくまでも予防できるのはHIVのみ
- PrEPには偽物も存在し、それらにはHIVの予防効果はない
- 安心させるために「PrEPを飲んでいる」と嘘をつく人もいる
こういったリスクもありますので、100%安全とは言えないんですよね。

▼▼数ヶ月に一度の検査をするようにしましょう▼▼
特定のセフレを作る
もし、どうしてもセックスが好きで定期的にしたくなる場合は、特定のセフレを作ることをオススメします。
-
-
参考ゲイや男同士のセフレを探してみよう!おすすめの方法や注意事項は?
続きを見る
思いついたときに発展場に行ったり、アプリで相手を探してセックスをしていては、それだけ性病への感染リスクが上がりますよね。
特定のセフレを作っておけば、その点においては安心です。
体の相性が合うセフレを見つけて、安心したセックスライフを送りましょう。
相手も意識が高い人を選ぶことが大事
セフレを探す時でも、同じように性病への意識が高い相手を選ぶことも大事です。
というのも、いくらあなた自身が注意していても、そのセフレから感染する可能性もあるからです。
そうなると必ずトラブルが起きますし、最悪の場合は、感染させられて逃げられることもあるんです。

相手の体や仕草などは常に確認
また常に相手の体や仕草を確認することも大事です。
- 性器や体に湿疹などが急に出てきていないか
- やたら股間を搔きむしったりしていないか
- セックスをするときに粘膜から出血していないか
これらのことを確認して、もし何か不安があれば必ず相手に聞くことが大事です。
少しでも不安がある場合は、その場で関係を断ち切ることも必要です。

▼▼一緒に定期的な検査をするのもオススメ▼▼
彼氏や相方・友達との生活を充実させる
セックスを無性にしたくなるのは、「さみしい」「孤独感」のせいかもしれません。
それがなくなれば、むやみに不特定多数とセックスすることもなくなりますからね。
そのため、
- 大切な彼氏を探してみる
- 一緒に生活できる相方を探してみる
- 趣味や価値観が合う友達を探してみる
このように「真面目な出会い」を探してみるのもいいでしょう。
出会う場所はちゃんと考えよう
ただ、出会う場所には注意をしてください。
というのも、
- 無料の掲示板
- ヤリモクが多いアプリなど
- ゲイバーやイベント・発展場
こういう場所で出会ってしまうと、真面目な関係になれない可能性が高いです。
そのため大切な相手を探すときは、しっかりと出会う場所を選びましょう。

「ピンポン感染」には十分に注意
彼氏や相方、また仲の良い友達グループを作ったとしても安心できるわけではありません。
その場合でも、「ピンポン感染」には十分に注意してください。
ピンポン感染というのは、身内で性病の感染を繰り返すことです。
- 彼氏が浮気をして感染させられる⇒完治せず自分が彼氏に感染させる
- セフレグループの中の誰かが感染⇒メンバー全員が感染
これらは実際にゲイの関係ではよくあることです。

▼▼周りにバレずに仲の良い者同士で検査をしよう▼▼
最後に
今回は、発展場で寝ただけなのに性病に感染した話をさせていただきました。
今回は僕の体験談になりましたが、実際にはこのような経験をしている人が多いかと思います。
性病に感染すると、よけいな費用がかかるだけではなく、メンタルもやられる原因になるんですよね。
そのためには、しっかりと性病の感染対策をするようにしましょう!